股関節痛

股関節痛の原因は病気や外傷、先天的なものなどさまざまなことが挙げられます。
股関節痛の主な原因や症状についてご紹介いたします。

変形性股関節症

変形性股関節症とは、年を重ねることや股関節の酷使などによって現れる症状で中年以降にみられる傾向にあります。

骨盤のゆがみ

姿勢不良や日常的なくせによって骨盤がゆがみ、股関節痛を伴うことがあります。
腰痛や膝の痛み、しびれの症状が起こる場合があります。

可動域の低下

股関節周辺の筋力の衰えや、筋肉の過緊張によって可動域の低下がみられると、股関節に負担がかかりやすくなることから痛みの症状に繋がることが考えられます。

肉離れ

股関節まわりの筋肉が柔軟性を失うとで稀に肉ばなれを引き起こすことがあります。
お尻に肉ばなれが生じると股関節にも痛みが現れる場合があります。

婦人科系疾患

子宮や卵巣と言った女性生殖器に腫瘍が現れると、股関節周囲にある神経を圧迫したり炎症が生じ痛みを引き起こす場合があります。

股関節痛には股関節まわりの柔軟性が大きく関係していることが考えられます。

痛みの改善や症状の予防のためにも、日頃からストレッチを行うことが効果的と考えられます。

具体的なストレッチ方法やその他の対処法・予防法についてご紹介します。

股関節痛が生じた際には、次のような対処法が効果的です。

水中ウォーキング

なるべく負荷をかけずに患部周辺を動かし、筋力をつけることや、柔軟性の向上に努めることが大切です。
特に浮力のかかるプールでのウォーキングがおすすめです。

ゆっくり入浴する

日々の入浴をシャワーのみで済まさずに、ゆっくりと湯船に浸かることが大切です。
患部を温め、セルフマッサージを行うことで、痛みの緩和が期待できます。

ゆっくり歩くことを意識する

走る動作や大股で早く歩くことで、股関節に負荷がかかりやすくなります。
ゆっくりと歩き、なるべく股関節に負担がかからないように気を付けましょう。

股関節痛を引き起こさないための予防法については次のようなことが挙げられます。

股関節のストレッチ

①床に寝ころび仰向けになる
②片足の膝を曲げ胸に腿をつけるようにゆっくりと引き寄せる
③そのままの姿勢で10秒キープしたら、ゆっくりと足を戻し反対側も同じように行う

これを1セットとし、1日5セットを目安としましょう。
※ゆっくりと鼻で呼吸をしながら呼吸に合わせ動かすことがポイントです。
※痛みが強い場合は無理に動かすことは控えましょう。

体重のコントロール

肥満が疑われる場合は、自分の身長にあった適正体重を維持することで、股関節痛の軽減が期待できます。

股関節に痛みが出る原因として、股関節まわりの筋緊張や関節のアライメント不良などが挙げられます。

当院での股関節痛に対する施術は主に２つあります。

１つ目にハイボルト療法という施術があります。

この施術を行うことで、硬くなり働かなくなってしまった筋肉を活性化に導き、股関節の負担を減らし痛みを和らげる効果が期待できます。

２つ目に骨格矯正を行います。
普段の歩き方などにより関節のアライメントがずれてしまうと痛みが出てしまう場合があるため、関節の調整と歩行のアドバイスなどを行います。