骨折には適切な処置で早期改善を目指しましょう
骨折はスポーツ時における接触や強い衝撃などにより引き起こされることが多くみられます。
また、スポーツ時以外にも日常の行動の中でも発生することもあります。
骨折というと、骨が完全に分裂している状態を
イメージされる方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、いわゆるヒビと呼ばれる症状も骨折に含まれます。
一般的なケガと比較して激しい痛みや強い腫れが伴い
回復には月単位での時間がかかることも少なくありません。
骨折の症状を早期改善していくためにも
受傷時に適切な処置をすることが重要です。
このページはこんな方におすすめ!
- 転んで骨折をした
- スポーツ中の接触で骨折をした
- 応急処置を知りたい
- 骨折を早く回復させたい
骨折はいくつかの種類・症状に分けられます
骨折といっても、いくつかの種類に分けられ、症状も異なる場合があります。
こちらでは、骨折の分類や主な症状について詳しくご紹介しています。
適切な対処を行う上でも、症状について詳しく知ることが大切です。
骨折の程度による分類
骨折は主に、完全骨折と不完全骨折の2つに分けられます。
完全骨折
骨が完全に折れて離れてしまっている状態のことを言います。
不全骨折
骨の一部が傷ついたり折れているが、部分的に結合がみられる状態のことを言います。
(ヒビ、亀裂骨折、骨膜下骨折、陥凹骨折など)
骨折の種類・原因
骨折の種類はいくつかあり、それに伴う原因も異なります。
外傷性骨折
骨に大きな外力が加わることで発生した骨折のことを指します。
コンタクトスポーツでの衝突をはじめ、日常生活における転倒、転落、事故などでも発生する場合があります。
疲労骨折
同じ局所に繰り返しの負担が加わり続け、疲労が蓄積することで発生する骨折のことを言います。
日常的にスポーツをしている方に多くみられる傾向にあり、発症を誘発する具体的な行動として次のようなことが挙げられます。
・マラソンなどの長距離走
・バスケやバレーなどのジャンプ運動の繰り返し
・ゴルフのスイング
などが挙げられます。
病的骨折
骨に病的な異変があることで、わずかな外力によって骨折した場合を言います。
骨の強度が低下してしまう原因としては、骨粗鬆症や骨腫瘍、がんの骨転移などが挙げられます。
骨折の固有の症状
一般的な外傷症状である疼痛・腫脹・機能障害や、骨折には次のような固有の症状が伴うことがあります。
異常可動性
骨が完全に折れてる場合、関節以外の箇所で骨が通常いくはずのない方向に動いてしまっている状態のことを言います。
軋轢音(あつれきおん)
折れた骨同士がぶつかることで、軋轢音というきしむような音を覚える場合があります。
転位と変形
完全骨折において、骨が元の位置からずれてしまう(転位)ことで、見た目にも変形がみられる場合があります。
骨折における全身症状
骨折の程度によっては、次のような全身症状がみられることがあります。
ショック症状
骨折の部位によっては大量の内出血が起こり、強い疼痛により神経が過剰に興奮し全身の血液循環のバランスを崩してしまうことがあります。
ショック症状としては顔面蒼白、全身の冷や汗、四肢の冷感、虚脱、脈拍が触れなくなるといったことが特徴として挙げられます。
発熱
全身に発熱症状がみられるのは炎症症状が体内で起きているためです。
2〜3日間程度に渡り、37〜38℃の微熱が続くこともあります。
早めの対処で早期改善を目指しましょう
骨折は予期せぬ時に発症すると言えるでしょう。
そのような外傷に対しては応急処置を行う必要があり、その正しい方法を認知しておくことが大切です。
応急処置には「RICE処置」が一般的に知られていて、効果的な処置方法とされています。
RICE処置
Rest(安静)
Restは疼痛や炎症を悪化させないためのケアです。
骨折をした患部を極力動かさずに安静に保つことが何よりも重要です。
Icing(冷やす)
Icingは腫脹や炎症を悪化させないために骨折部位とその周辺を冷やしたタオルや氷のうなどを使いアイシングします。
長時間のアイシングは凍傷の原因になるため、15分を目安に冷やすように注意しましょう。
Compression(圧迫)
骨折による炎症で内出血や腫脹を起こす場合があります。
内出血や腫脹を防ぐため、弾性包帯やテーピングを使って患部を圧迫する必要があります。
弾性包帯やテーピングを行うことで症状が悪化したり、血流不良が起こることも考えらえるため使用は一時的に留めましょう。
Elevation(挙上)
骨折部位を心臓よりも高い位置に上げることで腫れの軽減が目指せます。
すると骨折部位の炎症の拡大を防ぐことが期待できます。
応急処置対応をした後は、なるべく早く医療機関に行きましょう。
骨折の予防法
適度な運動習慣をつける
人間は加齢に伴い骨の強度が低下し骨折のリスクが高くなることが考えられます。
骨の強度を低下させないためには適度な運動が効果的であるとされています。
骨は負荷をかけることで強度を上げようとする仕組みが働くため、ウォーキングなどの全身運動を行うことで適度な負荷が骨にかかるためおすすめです。
転倒の予防
予期せぬ骨折を少しでも減らすために転倒の予防に努めることもまた大切です。
室内で滑り止めのスリッパを使うことや床にものを置かないようにするといった工夫が挙げられます。
屋外であれば段差に気を付けるなどケガをしないよう自己の意識を周りの環境に向けてみましょう。
骨折の治癒過程について
骨折は回復までの時間経過によって4つの時期に分けられると言われています。
受傷直後は炎症期と言い、炎症によって痛み・腫れが強く現れます。
それから仮骨形成期になり仮の骨が形成されるようになります。
さらに仮の骨の強度が強くなる(硬くなる)仮骨硬化期、本来の骨が再造形されるリモデリング(再造形)期と言った回復の経過をたどります。
中央整骨院(高根台院)の
【骨折】アプローチ方法
当院での骨折に対する施術は整復と固定を行います。
骨折によりずれてしまった互いの骨を正しい位置で整復を行い、正しく癒合するように完全固定を行います。
※医師の同意が必要になる場合があります。
ただし応急処置は可能です。
骨折に対する施術方法
施術名をタップすると施術詳細ページを確認できます。
保険施術
整骨院・接骨院では、「捻挫」「打撲」「挫傷」「骨折」「脱臼」などに対して健康保険などを使用して施術を行うことができます。
当院では、カウンセリングの際に保険適応ができるかどうかを確認してから施術を行っています。
なお、慢性的な肩こりや腰痛、慰安目的の施術は保険適用外となります。
特殊固定具
⾻折・脱臼・重度の捻挫(Ⅱ度以上)など、通常の包帯やテーピングでは固定が不十分な外傷に対応する施術です。
プライトン(熱で成形する樹脂ギプス)、アルフェンス(形に合わせ加工するアルミ副子)、厚紙副子、水硬性樹脂を使うキャストライトなど、症状と部位に応じた固定具を選び、患部を強固に安定させることで、悪化の防止および早期回復を目指します。
ハイボルト療法
ハイボルト(高電圧)の周波数を患部に与えることで、炎症を抑え痛みの緩和が期待できます。
軟部組織だけではなく神経の状態を調べる事もできるため、原因を見極める検査として使用することもあります。
即効性があるため、痛みが強いぎっくり腰や筋肉疲労による痛みの緩和などに効果が期待できます。
ポイントで電気を与え、猫背などの姿勢改善を目的として施すこともあります。
※ こちらは保険外施術となります。
CMC筋膜ストレッチ(リリース)
筋膜とは筋線維を包む膜のことで筋肉全体を覆っています。
筋膜には、痛みを感じる神経が多く存在しているため、シワや突っ張りなどの異常が生じるおと神経が興奮し痛みに繋がります。
そのため、CMC筋膜ストレッチ(リリース)ではステンレス製の特殊なブレードを使い皮膚の表面から刺激を与え癒着した筋膜を剥がし柔らかくします。
筋膜の機能を取り戻すことで身体のバランスを整え、「肩こり」や「腰痛」「股関節痛」など様々な不調改善に効果が期待できます。
監修者情報
サカモト タクマ
- 役職
- 院長
- 資格
-
- 2019年
- 柔道整復師免許
- 血液型
- AB型
- 趣味
- 食べて飲むこと スノーボード 旅行
- 出身
- 千葉県松戸市
- 得意な施術
- 腰痛治療
- 患者さんへの一言
- 一人一人の生活や目標に向かって全力で施術していきます!
- 施術家としての思い
- 私は人の痛みを取る事は当たり前にしていきたいと思っています。これからは痛くない身体をいかにキープして仕事や日常生活を安心して幸せに過ごせる身体を提供します。一緒に悩みを解決していきましょう!
経歴
- 2019年
- 帝京科学大学を卒業
- 2019年〜2020年
- かいもり接骨院勤務
- 2020年〜2023年
- お花茶屋北口整骨院勤務
- 2023年〜2025年
- 津田沼中央接骨院勤務
- 2025年5月~
- 中央整骨院(高根台院)勤務
施術メニュー一覧
MENU
保険施術
整骨院・接骨院では、交通事故のケガや「捻挫」「打撲」「挫傷」の外傷に対して、健康保険を利用して施術を行うことができます。
基本施術
骨格や筋肉のバランスを整え、体内の循環を活発にする整骨医学を元に、全身のバランス調整や自律神経を整える施術になります。
ハイボルト療法
損傷組織が奥深くに広がっている・誘発物質が発生している部位にハイボルト(高電圧)電気を与え、組織の回復を促す施術です。
特殊固定具
骨折や脱臼、重度の捻挫(Ⅱ度以上)に対して、症状が悪化を防ぐため特殊な固定素材を用いて患部を固定する施術になります。
経穴(ツボ)へのアプローチ
金属粒などがついたテープを経穴(ツボ)に貼ることで、点で刺激を与え気血の流れが促進され筋肉を緩めていきます。
テーピング
「痛みの軽減」「ケガの予防」「運動パフォーマンスの向上」などの様々な目的によりテーピングの種類を変えて施術を行います。
骨格矯正
筋緊張や、症状、むくみなどさまざまな症状に対して骨格矯正は有効です。身体全体のバランスをみて少しずつ矯正を行います。
CMC筋膜ストレッチ(リリース)
CMC筋膜ストレッチでは、表面から刺激を送り癒着した筋膜をはがし柔らかくすることで損傷部位などの回復が期待できます。
ドレナージュ
ドレナージュとは、リンパの流れを促す施術で、当院では炭酸ヘッドスパとセルライトカッピングドレナージュを使い分けます。
CMCはり施術
髪の毛ほどの細さの鍼を経穴(ツボ)に刺入することで、人間がもつ治癒力を引き出し免疫力を高めて症状の緩和を目指す方法です。
自律神経調整
腸揉みを行い、消化器を刺激することで自律神経のバランス整え、花粉症などの季節の変化による不調の改善を図ります。
O脚矯正
骨盤まわりと下半身の筋肉を緩め血行を促進され、骨盤と下半身のバランスが整い、O脚の改善を図り副次的効果も期待できます。
時短トレーニングEMS
「EMS」を使用し身体の鍛えにくい奥底にある「インナーマッスル」へ電気刺激を直接与えて楽にトレーニングを行っていきます。
産後矯正
当院の産後矯正は、産後の骨盤の緩んだ靭帯が硬くなってしまう前に、骨盤を正しい位置関係に戻し尿漏れや体型の崩れといった産後不調の改善をしていく施術です。
HOT腸もみ
当院のHOT腸もみでは、「セルライトの分解」「腸の活性化」「姿勢の改善」を目指し岩盤浴や腸もみ、ドレナージュを行います。
IASTM猫背矯正
当院で行うIASTM猫背矯正とは、「筋膜リリース」「肩甲骨はがし」を組み合わせた施術で、根本から姿勢改善が期待できます。
セルライトカッピングドレナージュ
当院が行うセルライトカッピングドレナージュは、セルライトの排出を促せる施術です。スタイルの改善なども期待できます。
肩甲骨はがし
当院で行う肩甲骨はがしは、上半身全体の固まっている筋肉を緩め、肩甲骨を正常な位置に戻す施術となっております。
炭酸ヘッドスパ
当院で行う炭酸ヘッドスパは、リフレッシュだけではなく頭部や顔まわりのツボを刺激し、身体や心の不調の改善を図ります。
温熱療法
当院で行う温熱療法は患部を温めることで血液循環の促進・結合組織の軟化・自然治癒力を高める施術です。
交通事故施術
当院は痛みの早期回復、再発予防のために根本改善を行うことはもちろんのこと、交通事故に対する患者さんの不安な気持ちも取り除きたいと考えております。
労災施術
お勤め先、もしくは通勤中にケガをされた場合は労災保険が適応となります。お勤め先の労災担当者から「柔道整復師用」の労災用紙をもらい、必要事項を記入して当院へお持ちください。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
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09:00〜12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | - | ● |
15:30〜20:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ▲ | - | ▲ |
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〒274-0065
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