腰痛はほぐすだけではNG!?
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腰痛は、当院の患者さんの中でもトップクラスに多い症状のひとつです。
そんな腰痛の原因は、ほとんどが姿勢と筋力に問題があります。
実生活の中に焦点を当てると、大きな要因と考えられるのが、「長時間の座りっぱなし」です。
デスクワークやスマートフォンの操作で前かがみになることが増え、猫背など不良姿勢による腰への負担が症状を招いています。
また、運動不足も大きな問題です。
筋肉が衰えてしまうと背骨や骨盤を支える力を失い、腰痛の発生を容易にしてしまいます。
そこで、こうした問題を解決するために負担のかかった筋肉を緩めるケアなどを行うのですが、重要なポイントとして、改善と並行して弱っている筋肉を鍛え直さなければ、腰痛の根絶が難しいという点です。
特にインナーマッスルとアウターマッスルの両方をバランスよく鍛えることで、高い柔軟性と負担のかかりにくい身体を形成することは非常に大切です。
インナーマッスルは年齢とともに衰えていく上に、鍛えるには相応の時間が必要となる筋肉です。
しかし、いまの時期から改善に取り組めば、痛めやすい冬場を快適に過ごせる確率がぐっと高まりますので、ストレッチなどから行動を起こしましょう!
